3日目
恐山は下北半島中央部に位置する外輪山で、高野山、比叡山とともに日本三大霊山と言われている。開祖は天台宗を開いた最澄の弟子の慈覚大師円仁である。 下北では「人は死ねば(魂は)お山さ行ぐ」といいい伝えられている。 イタコマチ(イタコがテントを張って軒を連ねている場所)に多くの人々がイタコの口寄せを聞く。来た時は1軒しかなかったが帰るときは3軒に増えていた。想像と違い、こんなテントで口寄せをするのかと思った。口寄せはこの地方の方言で言うので、殆どの人は分からない。ガイドさんはテープに取ったイタコの口寄せを標準語になおしたことがあると言っていました。
如来の首、十三仏、親子岩、観音岩、天竜岩、蓮華岩、地蔵岩、極楽浜など仏像仏具を思わせる名前が付いている。仏ヶ浦の名もこれに由来する。
ホテル〜恐山〜大間岬〜佐井港(仏ヶ浦遊覧船)牛滝港〜脇野沢港(むつ湾クルーズ)蟹田港〜鯵ヶ沢高原ホテル
ホテルの窓からの岩木山。ホテルの庭からだと山に近すぎて山容が見えない。ここはスキーリゾートのホテルでスキー場やリフトもあり冬は賑わいそう。
八角円堂 中には亡くなった方の遺品が沢山収められていました。
千畳敷
東屋から少し歩いた所から始まる 張出遊歩道
くろもり館から1300mにある東屋
ユキザサの実
ブナ、ミズナラ、クリ、トチノキなどの森になっており、樹齢200年を越えるブナノ木もある。季節ごとに花も咲き白神山地核心部同様の森林景館を保っている。
280年前の地震による山崩れでできた白神山地北麓の山中湖沼群。実際は大小33個の湖沼が数珠のように分布している。940mの崩山から十二の湖が展望できることから十二湖といわれる。 この中で、青池が最も神秘的な湖です。
また、十二湖を全て周るハイキングは6時間かかるそうです。
バスから見た、鶏頭場(けとば)の池、王池
今回のお土産は海産物ばかりです。 ほっけの燻製、イカの塩辛、ニシンの甘露煮、貝柱、大間で買ったべこもち などです。塩辛は美味しかったです。
15分だけ上陸する。
五百羅漢
金掘地獄
どうや地獄
賽の河原 子供を亡くした親が小石を積んで冥福を祈る
世界遺産・白神山地 十二湖(西津軽郡山崎村)
恐山冷水(ひやみず)
ホテルを8時に出発して、恐山の話をガイドさんから聞きながら恐山街道を走る。しばらくすると恐山冷水に着いた。
一杯飲めば10年、二杯飲めば20年、三杯飲めば死ぬまで若がえるといわれている。冷たく、美味しい水だった。
ホテル〜ミニ白神散策〜鯵ヶ沢駅(五能線)深浦駅〜白神山地・十二湖〜秋田駅〜東京〜静岡〜藤枝
鯵ヶ沢町は津軽藩発祥の地で、藩の御用港として栄えた。ミニ白神はここから車で30分ほどの黒森地区にある。 藩政時代には禁伐採として守られた所で、一周2800mの遊歩道を樹木を一本も切らずに整備された。 外回りは2,2km 内回りは1.1mで内回りを歩き始めたが、一時間の散策時間があったので、外回りを周ってきました。
こんな字初めて見た。馬が激しい波音に驚いて逃げる意味だそうだ。
海沿いを走るので、風雨が強かったりすると欠航になるそうだが、雨の中10:56発車した。
五能線は秋田県能代市の東能代駅と青森県南津軽郡田舎館村の川部駅を結ぶJR東日本の地方交通線である。 路線距離147.2mの単線である。
五能線
聴診器が備えられていて、樹が水を吸い上げる音を聞くことが出来るそうだが、今日は聞くことが出来なかった。
ウバウリ
秋田駅までの途中の道の駅で見かけた。「みず」という野菜。今までによく出てきた。、蕗のようだが、ちょっとぬるぬる感があり、「みず」だと教えてもらった。蕗に似た野菜でした。
秋田駅で元気なガイドさんとお別れして17:09のこまち28号に乗り込みました。東京〜静岡〜藤枝と乗り継ぎ24:00少し前に家に着きました。添乗員のマミチャンどうもありがとうございました。 鯵ヶ沢高原温泉で高齢の参加者の具合が悪くなり救急車で運ばれ入院となったり大変でしたね。90歳のおじいさんも参加されていましたが、元気に旅程をこなされていました。
岩木山は弘前市、西津軽郡鯵ヶ沢町に位置する標高1625Mno円錐形の火山である。その形から津軽富士といわれている。 山頂は岩木山、鳥海山、岩鬼山の三つの峰で形成されている。 地元では「おいわきやま」と言われている。
バスで脇野沢港に移動しフェリーに乗り50分のむつ湾クルーズののち蟹田港に着いた。
仏ヶ浦
下北半島の先端で、本州最北端の町。津軽海峡に面して天気がよければ、北海道が見えるそうだ。 マグロの一本釣りの名所で、屋台で海産物を売っているおばさんが「TVに出たよ」と写真を見せてくれた。
極楽浜と宇曾利湖
イタコの口寄せ
宇曽利湖(カルデラ湖)
三途の川にかかる太鼓橋。悪人はこの橋が針の山に見えて渡れない。
恐山(青森県むつ市田名部宇曾利山)
鯵ヶ沢駅には、駅名の由来(アジの漁獲高が多いことから)の看板があり、ホームでは津軽三味線を弾いていた。ちょうど演奏が終わったところだったが写真を撮らせれいただいた。
下りてきたところに湧き水があった。冷たくて美味しかった。
クマの爪あと
オカトラノオ
深浦で鮭のチャンチャン焼きの昼食を食べた。
4日目
岩木山の麓にある鯵ヶ沢高原ホテルを目指して走る。
30分の遊覧を終えて牛滝港に上陸する。
一つ仏
大間崎からバスで佐井港に移動し、マグロ入り海鮮丼の昼食をとり、遊覧船に乗り仏ヶ浦へ。海が荒れると中止になったり、出ても仏ヶ浦に上陸できなかったりするらしいが、波も穏やかで船酔いもしなかった。 仏ヶ浦は、津軽海峡の荒波が削り上げた造形で、2KMの長さに奇岩が連なる。
大間崎(青森県下北郡大間町)
無限地獄
みたま石
古滝の湯(男湯) 冷拓の湯(女湯) 薬師の湯、花染めの湯があり、宿坊に泊まった人が入るようだが無料だそうです。
カニコウモリ
恐山菩提寺総門
重罪地獄
岩木山と岩木川
お箸で食べる洋風懐石膳
世界遺産 ミニ白神散策(西津軽郡鯵ヶ沢町)
山門